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リースを使えば起業も楽チン?〜賢いリース活用法

いつの時代も起業時の悩みのタネといえば資金調達です。ところがリースを活用すれば設備投資にかかるお金と時間を大幅に節約できるかもしれません。起業はしたいけどお金がないという人はリースという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

目次

  1. 1 リース契約とは
  2. 1-1 リース契約の手順は?
  3. 1-2 リースにはどんな種類がある?
  4. 1-3 メリットとデメリット
  5. 2 そのほかのリース

 

1 リース契約とは

個人や会社が設備投資をする際に、機器を購入するのではなく、リース会社から借りる契約をリース契約といいます。
リース会社は契約者に代わってメーカーから設備・機器を購入し、それを契約者に貸し出します。

 

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(参照:感動相続

 

リースとしてよく貸し出されるのは、パソコンや印刷機などのOA機器です。また工事用の大型機械や飛行機など、頻繁に使用するわけではない場合、リースしたほうが購入するよりも安上がりになることもあります。リースは一般家庭でも高齢者の介護機器の賃借で活用されています。

 

 

1-1 リース契約の手順は?

物件(商品のこと)をリース契約で取得する場合、次のような手順になります。

 

・リースの例

物件(商品)の選定 お客と売主であるディーラーとの間で物件の種類・価格・納期を決める
リース内容の確認・契約締結 リース期間を決め、物件金額に対して毎月支払うリース料を確認。リース会社は取引条件などを審査した後、契約を結ぶ
物件の発注・納入 お客に代わり、リース会社がディーラーと売買契約を交わし、物件を発注する
リース開始 リース会社による物件の検査後、リース開始。また、同時に第1回目のリース料を支払う
リース終了 リース契約の期間が満了すれば、物件をリース会社に返却する

 

毎月支払うことになるリース料とは物件取得価額、固定資産税、総合保険、リース期間中の金利などが含んだ総額をリース期間中で均等に割った金額になります。(参照:SFIソーシング

 

たとえば、100万円の物件を5年間のリース契約で取得する場合、月々の返済金額が2万円だとすると、支払総額は120万円となります。単純に額面だけをみればリース契約で取得する方が割高になりますが、月々2万円で100万円の設備・機器を利用でき、余ったお金を別の用途に当てることができます。

 

なお、リース期間終了後は再リースするか、リース物件を返却しなければなりません。リース物件は、リース期間が満了しても本人の所有物とはならないからです。

 

 

1-2 リースにはどんな種類がある?

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リース契約の形態にはファイナンスリースとオペレーティングリースの2種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

 

まず、ファイナンスリースの場合、リース期間の途中で契約を解除することができません。リース会社が物件購入にかかった費用(物件価格、資金調達コスト、固定資産税、保険料、管理費など)のすべてをリース契約期間中に支払う必要があります。比較的長期間のリースとして利用される傾向にあるのがファイナンスリースの特徴です。

 

一方、オペレーティングリースでは、リース期間での途中解約が可能となっています。資産価値の目減りが少ない機器や設備を対象にしているのが特徴で、物件の残存価格を差し引いてリース料が算定されます。比較的短期間のリースとして利用されることが多い形態となります。

 

 

1-3 メリットとデメリット

リースを利用する最大のメリットは、動産や不動産の設備調達において自己資金による初期投資の負担を軽減できるという点です。ただ、毎月リース料を支払わなければならないため、一般的には購入するよりも割高になるというデメリットがあります。

 

・そのほかのメリットとデメリット

メリット デメリット
・ 毎月のリース料が全額経費になる ・中途解約する場合、違約金が発生
・ 銀行等の融資額とは別に資金調達が可能 ・ リース終了後も使用したい場合でも所有権がないため、再リースしなければならない
・ 物件の管理事務の負担の軽減  

 

場合によっては、リース会社が大量に資産を購入する場合や、リース会社がディーラー(販売会社)の子会社である場合など、物件を安くリースできることもあります。また、物件を購入した場合、償却事務、諸税の申告・納付、保険の諸手続きなどの管理事務処理が発生しますが、リースではリース会社にこれらの事務やメンテナンスのすべてを任せることができるので、本業が忙しく資産を管理する暇がないという人にはメリットとなります。

 

 

2 そのほかのリース

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その他のリースには飛行機や海上コンテナ、船舶などのような高額な物件を対象としたレバレッジド・リースというのものがあり、賃貸人が複数の投資家からの資金提供をレバレッジ※にして高額物件を取得し、その物件をお客にリースするもので、日本の航空会社のほとんどがこのリースを活用しています。(参照:東京商工リサーチ

 

※少ない資金で大きな取引を行う事ができるシステムのことを指す。

 

 


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